私たちについて
最先端のコーヒーの焙煎機を作ることは、控えめにいって、ものすごく難しいですが、その分、ものすごく楽しいことです。
製品が出来上がって終わり、それだけではなく、その先があります。焙煎機はコーヒーの味や香りの根幹を決める最も重要なマシン。私たちの製品の出来によって、ご購入いただいたカフェやショップが繁盛され、そのお客様の日々の楽しみに繋がっています。
私たちは製品をただ納品するだけではなく、ひとつひとつをそのクライアント様の方とやり取りをし、カスタムオプションもし、また世界中から70種類ほどセレクトした生豆も販売させていただき、2012年の販売開始から12年経ったいまは全国に650台以上を展開できるようになりました。
生豆を販売することで、あんた商売上手やなぁと言われることもございます。はっきり言って商売はものすごく下手です。国際相場で乱高下し、円安の影響も受け高騰し続ける生豆に、さらにわたしたちの利益をのせすぎてしまうと、焙煎機を販売したお客様の店が繁盛しません。儲けていただき、2台目、3台目と購入いただくことが私たちの本当の儲けどころ。それは、まだまだこれから、商売上手ではありませんが、伸び代はたくさんございます。
ただ、650台を超えるお客様が私たちにできたことで、生豆の購買力はつきました。その力をもとに商社さんや農家さんとの強いつながりや絆ができることで、私たちはより美味しいコーヒーを日常的にしたい、そんな次のステップにチャレンジいたします。
私たちとも長らく縁の深いHARIOさんや、生豆のパートナーとの縁をもとに、お家で気軽にハンドドリップしていただく、そんな素敵な習慣を、日本のコーヒー文化として、より世界中に広めたい、そんな気持ちです。
おかげさまでNOVOは海外にも販売ルートを広げていますが、店頭にあるエスプレッソマシンだけではスペシャルなコーヒーは楽しめないのではないか、そう考えています。
家でひといき、ドリップをする、そんな瞬間を、文化をともに広げたい、ただのマシンメーカーを、そんな気持ちにもさせるコーヒーマジックをともに楽しんでいただければ本当に嬉しいです。
1966 | 創業者・中小路明が加賀電機を創業、自動制御盤を製作開始。 |
1983 | 第一電子株式会社設立。電機・機械部門を有すエンジニアリング会社に。 |
1993 | 京都市伏見区淀水垂町(現、所在地)に移転。 |
2005 | 中小路通(現代表)代表取締役に就任。 |
2008 | ダイイチデンシ株式会社に社名変更。 |
2012 | 魅せる珈琲焙煎機「NOVO MARKⅡ」を製造・販売開始。 |
2014 | 香港に「NOVO MARKⅡ」を輸出販売、海外輸出を開始。 |
2016 | 銀座に東の営業・研究拠点として、東京ラボセンター開設。 |
2017 | 渋谷(現住所)に東京ラボセンター(現東京支社)移転。 |
2020 | 新型焙煎機「α NOVO」製造・販売開始。Good Design賞受賞。 |
2021 | アパレルブランド「Roast Right Now!!」をリリース。 |
2021 | 天神に博多ショールーム設立。九州の販売拠点に。 |
2023 | 当ブランド「Drip Right Now!!」をリリース。 |
2024 | Parisにショールーム設立、欧州の販売拠点に。 Japan Expo Parisに出展。 |
2024 | NOVOシリーズが国内外 累計650台を突破。 |
社 名 | ダイイチデンシ株式会社 |
資 本 金 | 1000万円 |
年 商 | 7億874万円 (2024年6月 決算時) |
代表取締役 | 中小路 通 |
社 員 数 | 20名 |
所 在 地 | 京都市伏見区淀水垂町820番地 >アクセス・マップへ |
連 絡 先 | TEL / 075-632-0348 E-mail / info@daiichidenshi.com |
取 引 銀 行 | 京都中央信用金庫・みずほ銀行・京都銀行・京都信用金庫 |
ピースウィンズジャパンは災害や紛争、社会構造の変化などによって危機にさらされた命に対して国内外問わず支援活動を行う、日本発祥のNGO(非政府で非営利の民間組織)。
その多岐にわたる活動の一環として、インドネシアの強制併合を経て、ポルトガルから正式に独立した東ティモールが海外に販売できるほぼ唯一の名産品、コーヒーの価値をあげる生産指導、それらを長年現地で行い、今ではスペシャルティコーヒーに昇華された、同国のコーヒー文化を創出されています。
私たちはこちらの団体に寄付、また毎年オリジナルで作っていただくロットの豆を買うことなどで、最も長くお付き合いをしている産地のひとつです。
世界第三位のコーヒー商社、本拠地はスイス。世界中にコーヒーのネットワークを有し、特にスペシャルティコーヒーのマーケットでは、ひとつひとつの農園やエリアの生産状況を把握されているケースが多いことから、わたしたちでもさまざまな国の特別なロットを毎年契約しています。
その中ではオリジナルに作っていただくロットがあり、その地域の豆は毎年購入したり、さまざまな産地への支援・還元をVOLCAFEを通じてしていただくなど、私たちのサスティナブルの取り組みに最も重要なパートナーのひとつです。